水間鉄道11月30日ダイヤ改正で昼間減便するが、昼間に割引切符導入
水間鉄道は11月30日にダイヤ改正を行います。
今回の改正では平日の日中(貝塚発10:15~16:15)と休日(このダイヤ改正で休日ダイヤを導入します)の朝を除いて、30分間隔となります。現行のダイヤでは日中毎時3本だったのが2本になるので、かなり不便になるように見えますが、貝塚で接続する南海のダイヤが15分パターンのダイヤなので、30分間隔になるのはむしろ使いやすいダイヤになったとも言えます。また、最終列車は繰り上がり、平日、休日ともに貝塚23:35発となります。今までに比べて15分の繰り上がりです。
11月30日からは昼間時間帯において、新たに割引切符を発売します。ひとつは「昼間割引きっぷ」。昼間時間帯の列車(始発駅を10~16時台に出た列車)に乗れば、全区間180円均一となります。どの区間でも通常の初乗り運賃と同じ額で乗ることができるのです。通常300円の貝塚-水間観音間も180円です。発売箇所は貝塚と水間観音のみですが、ほかの駅から利用した場合は精算時に対応することができます。フリー切符タイプもあります。「昼間割引フリー乗車券」です。昼間時間帯なら360円で全線乗り放題です。時間の制約があるとは言え、通常の「フリー乗車券」より240円安くなっています。貝塚と水間観音で発売しています。水間鉄道に乗るときには時間に気をつけておいたほうがよいでしょう。
(追記)
新型コロナウイルスの影響で減収があまりにも激しいため、2021年3月31日で「昼間割引きっぷ」は廃止されます。「昼間割引フリー乗車券」は2021年4月1日以降も継続して発売されます。
(参考:水間鉄道ホームページ www.suitetsu.com/event/20201102-1.pdf、www.suitetsu.com/event/20201102-2.pdf、www.suitetsu.com/event/20201102-3.pdf、www.suitetsu.com/event/20210323cyuukanwaribiki.pdf)
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