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近鉄のフリー切符で名松線へ

 10月14日も「近鉄1dayおでかけきっぷ」を持って出かけてきました。

 

 9日のときより若干遅く、近鉄名古屋6:10発の急行に乗る。伊勢中川で大阪線に乗り換えるまでは同じだが、今日は急行ではなく普通に乗る。伊勢中川7:32発の2両編成だが、通学の高校生で混んでいて、立っている人もいる。次の川合高岡で降りる。無人駅なので、高校生たちはICカードリーダーにタッチしながら降りていく。無人駅の川合高岡は何の変哲もない小さな駅のように見えるが、実は名松線への乗換駅。高校生の後について歩いて行けば、5分ほどで名松線の駅(一志)に着いた。住宅街の中にあるホーム1面だけの無人駅で、高校生がいないと地図を見ないと場所はわからない。一志のホームには30人以上いるが、私以外は高校生ばかりだ。

 列車(一志7:51発家城行き)がやって来た。名松線専用のキハ11だが、通学ラッシュのため、2両編成で走っている。車内も高校生だらけで、もちろん座ることができない。都会のラッシュ並みの混雑だ。家城までまだ何駅かあるので、まだこれから乗ってくるかと思ったら、意外なことに誰も乗ってこない。線内唯一の有人駅かつ交換可能駅の家城に着いた。有人駅なので全ての扉が開き、高校生が降りていく。高校生以外の乗客はほとんどいなかった。家城まで乗ってきた列車は松阪に折り返し、家城始発の伊勢奥津行きは線路を渡った2番線から発車する。家城までは2両だったが、伊勢奥津行きは需要に合わせて1両のみ。客も2人しか乗っていない。反対の松阪行きも5人ぐらいしか乗っていないようだ。高校生の通学需要がなければ、悲惨な状態だ。

 駅長からスタフを渡されて出発。家城から先の区間は、2016年に復旧した区間。復旧してから初めての乗車だ。途中で1人降り、1人だけになって伊勢奥津に到着。かつては名張へのバスも出ていたが(そのときの旅行記はこちら)、今は名松線の始発が到着する前の7時台しかないので、事実上廃止されたも同じだ。芸がないが、そのまま折り返すしかない。折り返しの松阪行きは9:35発なので、駅を出てかつての宿場町を散歩。人はほとんど見かけない。9:35発の松阪行きの客は私だけ。途中から乗ってきたが、あまり増えない。多くても7人ぐらいで、その客も大半が一志で降りた。松阪まで乗ったのは2人だけだった。

 

 松阪で降りた後は、松阪(御城番屋敷、本居宣長記念館)と斎宮を見て回りました。帰りには駅舎が新しくなった桑名に立ち寄ってきました。

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