JR東日本、「新幹線回数券」等を廃止
JR東日本は、「タッチでGo!新幹線」のサービスエリアを拡大します。2021年のダイヤ改正からで、東北新幹線(北海道新幹線は除きます)、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線(ガーラ湯沢を含みます)、北陸新幹線(高崎-上越妙高間)も加わります。
このように交通系ICカードで利用できる区間が増えるのは便利ですが、これに伴い、「新幹線回数券」等が廃止になります。発売終了日は自由席用のものが2021年3月31日、指定席用のものが2021年6月30日です。購入した回数券は、有効期間内なら発売が修了していても使えます。このこと自体は構わないのですが、問題は「タッチでGo!新幹線」があまりお得でないこと。長岡-新潟間の値段は3040円ですが、これは自由席の正規料金と同じです。高速バスとの競争が激しい区間であるにもかかわらず、安くならないのです。サービスエリア拡大から3か月の間はキャンペーンがあるため、若干のポイントがつきますが、大したことはありません。
回数券の代わりとして「タッチでGo!新幹線」を普及させたいのなら、そういう競争の激しい区間には大胆にポイントを付与する必要があるでしょう。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201112_ho01.pdf)
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