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JR北海道の2021年春ダイヤ改正の続報

 JR北海道の2021年春ダイヤ改正の内容が厳しいものであるということは以前の記事で書きましたが、その続報です。

 まず最初に減便等の内容をまとめておきますと、特急の運転取りやめを行うものが「北斗」2本、閑散期の一部平日に運休する者が「北斗」2本、「大雪」4本、「サロベツ」2本の合計8本、休日のみの運転になるのが「カムイ」4本です。普通列車で運転を取りやめるのが札幌圏の普通7本、その他の普通13本です。休日運休になるのが快速「エアポート」6本と札幌圏の普通7本です。

 それでは、細かく見ていきましょう。「北斗」は上下とも最終の「北斗23号」、「北斗24号」の運転を取りやめます。最終の「北斗」の発車時刻は、下りが函館18:48発(「北斗21号」)、上りが札幌18:46発(「北斗22号」)と現行より1時間強繰り上がります。また、「北斗5号」、「北斗14号」については、閑散期の4月、10月、11月の水、木曜日に運休します。年間30日程度の運休です。なお、7両編成だった「北斗」は5両に短縮されます。

 「カムイ」は「カムイ9号」、「カムイ29号」、「カムイ28号」、「カムイ42号」の4本が休日や多客期のみの運転となります。年間230日程度運休します。1時間に1本しか走らない時間帯が増えるのです。

 「大雪」は4本とも閑散期の4月、5月、10月、11月の火、水、木曜日に運休します。年間50日程度の運休です。「サロベツ」は「サロベツ3号」、「サロベツ4号」の2本が閑散期の4月、5月、10月、11月の火、水、木曜日に運休します。年間30日程度の運休です。「おおぞら」については減便はありませんが、6両編成が5両に短縮されます。

 札幌圏の普通列車で運転を取りやめるのは、小樽方面が3本、苫小牧方面が4本です。札幌圏以外で運転を取りやめるのは、函館線(滝川-旭川間)1本、留萌線3本、根室線6本(滝川-新得間2本、新得-帯広間3本、帯広-釧路間1本)、宗谷線2本です。休日に運休するのは、快速「エアポート」6本、小樽方面や岩見沢方面の普通合わせて5本、札沼線2本です。

 ただ、普通列車でもうれしい話はあります。札沼線札幌-あいの里公園・石狩当別間の一部列車を北海道医療大学まで延長します。10本が延長され、札幌-北海道医療大学間の本数は66本になります。H100形が追加投入されます。30両が投入され、苫小牧-室蘭間は66本中43本がH100形となります。東室蘭-長万部間は20本全てがH100形となります。旭川-名寄間は37本中34本がH100形となります。旭川-上川間は23本中2本がH100形となります。H100形が追加投入される線区はスピードアップがなされ、駅が大量に廃止になる(後で述べます)宗谷線ではほかに接続改善もなされ、札幌-名寄間で30分短縮されるケースも出ています。

 駅は18駅が廃止されます。函館線の伊納、宗谷線の南比布、北比布、東六線、北剣淵、下士別、北星、南美深、紋穂内、豊清水、安牛、上幌延、徳満、石北線の北日ノ出、将軍山、東雲、生野、釧網線の南斜里です。また、沿線自治体から駅管理のための費用や人的支援をもらうのが、宗谷線の蘭留、塩狩、日進、智北、恩根内、天塩川温泉、咲来、筬島、佐久、歌内、問寒別、糠南、雄信内、南幌延、下沼、兜沼、抜海、石北線の瀬戸瀬です。無人駅になるのが音別です。

 これらの施策により、年間約6.2億円の経費節減ができます。内訳は減便や減車によるものが年間約5.7億円、駅の見直しが年間約0.5億円です。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201209_KO_kaisei.pdf)

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