湖西市で企業の送迎バスをコミュニティバス代わりにする実験
湖西市は11月から2021年1月にかけて、企業が従業員の通勤のために走らせているシャトルバス(定員は20人程度)を市民の移動の手段として使うという内容の実証実験をしています。昼間は乗る人が少ない企業の送迎バスがコミュニティバスの代わりになるのです。
実証実験は2期に分けて行われます。11月30日から12月25日までの間、デンソー(湖西製作所)、浜名湖電装の2社のバスを使って行いました。デンソーは新所原駅南口とデンソー湖西製作所正門前の間を3往復、浜名湖電装は鷲津駅と浜名湖電装吉美工場の間を3.5往復しました(いずれも途中にいくつかの停留所があります)。
年明けの第2期は、2021年1月12日から1月29日にかけて行われます。ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ、プライムアースEVエナジーの2社のバスを使って行います。ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズは新所原駅南口とソニー湖西サイト入口の間を3往復、プライムアースEVエナジーは新所原駅南口とプライムアースEVエナジー北との間を3往復します。こちらも途中の停留所に停まります。
今回はあくまでも実証実験なので、乗るには事前の手続きが要ります。市役所の窓口で事前に説明を聞き、そのときに渡された回数券を使って乗ります。モニターは200人募集します。また、乗車の際にはスマートフォンを使っての事前予約が必要になります。アンケートにも答える必要があります。
(参考:湖西市ホームページ https://www.city.kosai.shizuoka.jp/soshikiichiran/sangyoshinkoka/koutuu/kigyousyatorubaasnikansurukoto/9285.html、中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/156543、静岡新聞ホームページ https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/837574.html)
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