2021年の「やまぐち号」はDLで
山口線を走るSL「やまぐち号」の2021年の日程が発表されました。
通常なら3月からSLの運行を始めますが、2021年はそれができません。と言うのも、C57 1号機とD51 200号機が検査・修繕に入るからです。C57が10月の運行中に故障して、修理に時間がかかるのです。D51は定期検査が入っています。そこで2021年はディーゼル機関車が代役で登場し、DL「やまぐち号」として山口線新山口-津和野間を走ります。客車は従来通り35系(定員245人)です。ディーゼル機関車は何になるかは決まっていませんが、SLが故障したときに走った実績があり、プレスリリースに写真のあるDD51になると思われます。
DL「やまぐち号」のダイヤは新山口10:50発津和野12:58着、津和野15:45発新山口17:30着なので、ほぼ現行ダイヤと同じです。ただ運転日は大幅に減り、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークの休日、3月から9月までの35日間に限られます(10月以降の運転計画については後日発表されます)。
SLが走らないのは残念とも言えますが、DLはSL以上に貴重な存在です。この機会にDLの牽引するDL「やまぐち号」に乗るのもいいでしょう。
(追記1)
2021年8月には、DD51の代わりにDE10の重連で走りました。
(追記2)
D51の修理が終わり、2021年10月23日からSLでの運転が復活します。なお、C57は依然修理中です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201223_00_DLyamaguchigou-untenkeikaku.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210818_00_yamaguchi.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNDS6DZFNDRTZNB014.html、中国新聞ホームページ https://nordot.app/801357237762981888)
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