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12200系は2021年3月で引退

 3月に新型特急車両「ひのとり」がデビューした近鉄。残念ながらまだ乗っていません(余談ですが、ちょうど1年前の年末に未乗区間として挙げた路線はいずれも乗っていません。新型コロナウイルスがある程度収まることが条件でしょうが、2021年には残さず乗っておきたいものです)。

 さて、新しい車両が出れば、引退する車両も出ます。それは以前にも書いたとおり、12200系。今は汎用の特急用車両として目立たない存在になっていますが、かつてはイギリスのエリザベス女王も御乗車になられたという由緒正しい車両だったのです。

 12200系がデビューしたのは1969年、翌年に万博開催を控えて、訪日外国人の乗車にも対応させた列車でもありました。トイレも洋式になっています。また、当時の時代背景として、1964年に東海道新幹線が開業し、看板の名古屋-大阪間の利用が著しく減少しています。新幹線が1時間なのに、近鉄が2時間なのでは、話になりません。そこでサービスの向上で対抗することにしたのです。初期の車両には軽食を出すスナックコーナーを設け、系列の都ホテルが調理やおしぼりのサービスを行いました。座席も背もたれを倒すと座面が前方にスライドしました。当時としては最新式のものです。

 12200系は1969年から1976年にかけて、近鉄では最多となる168両がつくられました。現在は24両だけ残っていますが、2021年3月に引退すると廃車になります。ただし、団体専用列車として転用することも考えているようで、一部はリニューアルされて使われるということもあるようです。また、12200系は近鉄で「ビスタカー」などに比べると目立たないものの、主力として活躍してきた車両です。近鉄は「さよなら運転」を行うことも考えているようですが、新型コロナウイルスの感染が広がっている時期なので、「密」にならないようにどうやって実施するかは、関係者にとって頭の痛いところと思われます。

(追記)
 12200系の定期運用は2021年2月12日で終えることとなりました。
(参考:毎日jp https://mainichi.jp/articles/20201228/k00/00m/040/350000c、交通新聞ホームページ https://news.kotsu.co.jp/Contents/20210210/8dded811-d933-4c18-b49b-433376130f3e)

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