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新幹線の一部車両がリモートワーク用に

 駅に特急列車を止めてテレワークの場所として提供したJR東日本ですが、今度は走っている新幹線の車両をリモートワークの場所として使う実証実験を行います。

 実証実験を行うのは2月1日から26日の間の平日。東京-仙台(一部新青森)間に4~5往復走らせます。そのうちの1両がリモートワーク用の車両で、この車両では携帯電話などでの通話もできます。リモートワーク用車両のうちA席、C席、E席が使え、B席、D席は使えません。すなわち、隣はいないのです。リモートワーク用車両をつないでいる列車は「やまびこ」が主体ですが、新青森発着便を中心に「はやぶさ」も使います。乗車券と特急券があれば利用できますが(追加料金は要りません)、座席指定ではないので、満席のときは使えません。大宮-郡山間など、一部区間のみの利用もできます。なお、今回の実証実験では通信ルーター貸し出しなどのサービスを行います。

 新型コロナウイルスが出てくる前は新幹線で仕事をしている人はよく見かけましたが、新型コロナウイルスの感染者が増えている現在、出張の需要も減っているはずです。新型コロナウイルスの感染者が減ったことのことを考えているのかもしれません。何しろ、リモートワーク専用車両を新たにつくろうと考えているのですから。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201222_ho02.pdf、東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/396525)

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