宇都宮LRTの開業が2023年に
今まで路面電車が走っていない都市につくる初めての事例である、宇都宮のLRT。これまで2022年3月に開業する予定とされていましたが、1年ほど遅れるようです。
約1年遅れることになった原因は、鬼怒川橋梁や野高谷立体区間で地盤補強工事が必要になったことのほかに、新型コロナウイルスの影響で地権者との接触回数が減り、用地買収交渉が遅れていることも要因です。
また、費用も増えます。これまで458億円かかるとされていましたが、それも増えます。内訳は先ほども述べた地盤補強工事が約100億円、停留所などのバリアフリー対策に50億円、電気やガスなどの地下埋設物の補償に35億円など、合計で200億円ほどかかるようです。
時間も費用もかかるようになったのは残念ですが、全国初の一からつくるLRTです。車への依存を減らす取り組みとして、芽を潰さずに育てていきたいものです。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/politics/news/210119/plt2101190044-n1.html)
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