JR西日本、緊急事態宣言で「つるぎ」や在来線特急を運休増
緊急事態宣言を受けてJR西日本は、前回と同様、「つるぎ」や在来線特急の一部の運休を増やすこととなりました。
運休の期間は2月1日から当分の間。「つるぎ」は上下合わせて8本が運休になります。これまで富山-金沢間において1日に36本走っていましたが、今回の減便により平日は28本、休日は27本になります(2020年9月1日から休日に限り、1本が運休しているため)。
「サンダーバード」は上下合わせて16本が運休になります。和倉温泉発着の「サンダーバード17号」、「サンダーバード20号」は、金沢-和倉温泉間のみの運転となります。これまで大阪-金沢間において1日に50本走っていたところ、今回の減便により28本になります(2020年9月1日から4本が運休しているため)。「くろしお」は上下合わせて12本が運休になります。このほか「くろしお12号」は新大阪→京都間を運休し、新宮発新大阪行きになります。これまで新大阪-和歌山間において1日に36本走っていましたが、今回の減便により24本になります。「こうのとり」は上下合わせて10本が運休になります。このほか「こうのとり17号」は福知山→豊岡間のみ運休し、新大阪発福知山行きになります。これまで新大阪-福知山間において1日28本走っていましたが、今回の減便により16本になります(2020年9月1日から2本が運休しているため)。「きのさき」、「はしだて」、「まいづる」は上下合わせて22本が運休になります。このほか「きのさき20号」は城崎温泉→福知山間のみ運休し、福知山発京都行きになります。これまで京都-福知山間において1日30本走っていましたが、今回の減便により16本になります。
また、臨時列車として走る予定であった、「こうのとり75号」、「かにカニはまかぜ」(上下とも)が2月1日から当分の間運休となります。冬の人気ツアー、「かにカニ日帰りエクスプレス」も振るわないようです。
(追記)
同じく2月1日からは、山陽新幹線「こだま」や「やくも」でも運休となる列車が出ます。「こだま」は「こだま869号」が運転を取りやめ、「こだま870号」が博多発岡山行きから博多発広島行きに短縮されます。上下合わせて6本の「こだま」が平日のみの運転となります。その影響で3本の「こだま」が500系から700系8両編成に変わり、4本の「こだま」が700系から500系8両編成に変わります。
「やくも」は上下合わせて14本が運休になります。これまで岡山-出雲市間において1日に30本走っていたところ、今回の減便により16本になります。なお、2月15日からは一部の「やくも」が生山や根雨などに臨時停車します。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210115_00_untenkeikaku_minaoshi.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210122_00_sanyoushinkansen_untenkeikaku.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210122_00_untenkeikaku.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210203_00_yakumo_rinjiteisya.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68225270V10C21A1LKA000)
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