新型コロナ前でも相鉄・JR直通線の利用者は想定の半分
2019年11月30日に相鉄・JR直通線が開業から1年余りが経ちました。残念ながらまだ乗っていませんが、利用されているのでしょうか?
もちろん、今回は新型コロナウイルスの影響で大きく利用が落ち込んでいますから、その前の数字で考えます。新型コロナウイルスの影響が出る前の2019年12月から2020年1月までの2か月間の数字ですが、思わしくないようです。新規開業した路線に乗ることを目的とした乗車がある程度あるにもかかわらず、想定の半分に留まっているようです。当然ながら現在は、新型コロナウイルスの影響でさらに数字は悪くなっていることでしょう。ただ、相鉄としてはそんなに悲観していないようです。利用者が新規路線に通勤経路を変えるには3年かかると考えていて、判断を下すのはまだ先と考えているようです。
相鉄サイドがそのように考えているのは、この相鉄・JR直通線があくまでも暫定開業と考えていることもあるでしょう。相鉄・JR直通線は運行本数が朝のラッシュ時でも1時間に4本、昼間は2~3本と少なく、気軽に使うことはできませんが、2022年度下期開業予定の相鉄・東急直通線の運行本数は多いです。昼間でも1時間に4本、朝のラッシュ時だと1時間に10本あるので、本命はむしろこちらと考えているのでしょう。
(参考:週刊エコノミストOnline https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210112/se1/00m/020/003000c)
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