リニア飯田駅、飯田線に乗り換え用の駅をつくらず
基本的にリニアの駅は、品川、名古屋、新大阪のターミナル駅を除いて、在来線とは接続しません。たまたま近くに在来線の駅がある場合、そこが乗り換え駅として機能するだけです。
さて、飯田の場合、近くに飯田線が走っているので、飯田線にも乗り換え用の駅をつくるという話がありました。リニアの駅と飯田線とをスムーズに乗り換えることができるようにするために、飯田市が提案したものです。
ところが、その飯田市がその方針を変更しました。2020年に市長になったばかりの佐藤飯田市長が、公約として飯田線に乗り換え用の駅をつくらないことを掲げたのです。乗り換え駅の需要が少なく、自動運転など新しい交通システムの開発が進んでいるからです。市長就任後、早速実行に移され、乗り換え駅はつくられないことになりました。周辺の町村長には2021年1月になってから説明するとのことです。
正直言って、リニアの駅を利用する人は、飯田線に頼らず、地元の人は自分か家族の人の車で来るでしょう。駅前に大きな駐車場があれば良いのです。外から来る人も、誰か迎えが来てくれることは十分考えられます。飯田の中心部とを結ぶバスがあれば十分です。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/172008)
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