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京急にL/Cカー、トイレ

 首都圏の私鉄としては珍しく、運賃だけでクロスシートに乗ることができる、京急。2扉車が走るというのも珍しいです。その京急が新たな車両をつくります。4両編成2本がつくられ、2021年春に導入予定です。形式は1000形を名乗ります。

 どのような車両でしょうか? 今回つくられる車両は座席指定列車や貸切イベント列車でも使えるように、ロングシートとクロスシートを切り替えできるようにします。また、これまで2扉のクロスシート車両でもなかった、トイレを備えます。2号車にバリアフリー対応の洋式トイレ、3号車に男性用トイレがあります。これまで京急にはトイレがなかったはずですから、車両基地のどこかに処理施設をつくったのでしょうか? 2、3号車にはベビーカーや大きな荷物を持った人が利用できるフリースペースがあります。1、4号車には車椅子スペースがあります。座席にはコンセントが備え付けられています。また、1000形ステンレス車(2007年から2019年にかけてつくられました)から廃止になった前面展望席を復活させ、前面展望を再び楽しむことができるようになります。

 ところで8両だけつくられることになったトイレ付きのL/Cカーは今後も増備されるのでしょうか? 今の主力の2100形を置き換えていくのでしょうか? どうなるのか全くわかりません。
(参考:京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20210120HP_20109EW.html)

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