JR東日本、新幹線で貨物を運ぶ?
新幹線は基本的には旅客専用で、貨物を運ぶことはしていません。ただ、航空機を除けば一番速くものを運ぶという長所は、人間だけでなく物においても当てはまります。JR東日本は2017年から月に1回程度、首都圏で行われるイベントのために新幹線を使って運んでいます。2020年9月以降は東北新幹線、上越新幹線を使って1日上下各1~2便、週20便程度の便で貨物を運んでいます。
そんな中、JR東日本は、1編成のうち1両を貨物専用に改造することを考えています。というのも、今の新幹線車両ではあまり運ぶことができないのです。現状では車内サービス用の物品を保管するためのスペースなどを使っているので、1便当たり最大でも段ボール40箱程度しか運ぶことができません。そこで1両の座席を取っ払い、貨物輸送用の車両をつくります。400箱程度まで運ぶことができます。2021年中に導入することを考え、市場調査に乗り出しています。JR東日本も新型コロナウイルスの影響で長距離輸送を中心に低迷しています。これを貨物で埋めようとしています。
また、搬送作業の効率化のため、輸送用のパレットをそのまま車内に搬入できるように扉の幅を広く取った、貨物専用車両の設計も始めます。貨物専用車両の導入は数年先になる予定です。こうなったら、新幹線にも主要駅に停車しながら運ぶ(これでも今の貨物列車より明らかに速いでしょう。需要が多ければ直行列車もできるかもしれません)、貨物列車が登場することになります。在来線の貨物列車の代替もある程度でき(無理に並行在来線を維持しなくても良い?)、青函トンネル等の高速化も果たせるのかもしれません。JR貨物にも影響を及ぼす、大きな話になるかもしれません。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/economy/news/201230/ecn2012300016-n1.html)
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