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南海、Visaでのタッチ決済を導入

 列車に乗る場合、券売機でお金を出して切符を買うか、事前にICカードを手に入れておかなければなりません。

 しかし、日本人ならともかく、観光で関空に来たばかりの外国人は事前に日本の交通系ICカードは持っていません。ある程度使う見込みがあるならともかく、そうでないと日本でしか使えない交通系ICカードを買うことには躊躇します。そうなると残りの手段は持ってきたお金を日本円に替えて、現金で切符を買うのみ。慣れない外国通貨で切符を買うのは難しいです。

 そこで南海は、クレジットカードのVisaを使ったタッチ決済と、QRコードによる入出場の実証実験を行うことにしました。実証実験はこの2021年春から2021年の年末まで一部の駅において行いますが、駅の改札でVisaのタッチ決済による入出場ができるのは国内初の事例となります(ヨーロッパなど世界の多くの都市ではすでにVisaによるタッチ決済が普及しています)。もちろん、条件が整えば、日本に住んでいる人も使えます。

 それでは今回の実証実験では、どのようにして乗ることができるのでしょうか? 2種類の方法があります。ひとつはVisaのタッチ決済機能のあるクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを入場時及び出場時に自動改札機にかざすことにより、その都度運賃をタッチしたクレジットカード等で決済する方法です。もうひとつの方法は、事前に南海が提供するアプリや販売サイトから、企画乗車券を購入しておきます。そうするとスマートフォンにQRコードが表示され、それを入場時及び出場時に自動改札機にかざすことにより、改札を通過することができるのです。
(参考:南海ホームページ www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/201224.pdf)

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