阪急、3月13日から最終列車繰り上げ
以前に記事にしたとおり、阪急はダイヤ改正を行い、終電を繰り上げることとなりました。ダイヤ改正の日は、3月13日。JRと同じ日です。
ダイヤ改正の内容はどのようなものでしょうか? 今回の改正で変わるのは深夜時間帯のみです。始発から23時までのダイヤは変わらず、23時以降のみが変わるのです。神戸線、宝塚線、京都線の各線において最終列車を最大32分繰り上げます。なぜ深夜だけ変わるのかと言えば、深夜の落ち込みが激しいからです。2020年は新型コロナウイルスの影響で1日当たりの乗降人員は減っていますが(2016年に比べて74%に留まっています)、それまではほぼ横ばいでした。ところが23時以降に関してはもともと減少傾向にあり(2019年は2016年に比べて93%になっていました)、2020年はさらに落ち込み2016年の53%にまで減ってしまいました。そこで最終の繰り上げなどで深夜時間帯の削減を行い、保守作業の時間を確保することにしたのです。
各線ごとに具体的に見ていきましょう。神戸線に関しては梅田発の最終が新開地行きは23:30、神戸三宮行きは0:00と変わりありませんが、西宮北口行きは16分繰り上がり梅田0:09発となります。伊丹行きもこれまでは梅田0:00発に乗れば間に合いましたが15分繰り上がり、23:45発に乗らなければならなくなります。宝塚線に関しては梅田発の最終が宝塚行きは23:48と変わりありませんが、雲雀丘花屋敷行きは15分繰り上がり梅田0:10発となります。京都線に関しては梅田発の最終が河原町行きは23:45、桂行きは0:00(休日は23:45)、高槻市行きは0:10と変わりありませんが、梅田0:25発正雀行きは廃止になり15分繰り上がります。反対の梅田方面に向かうのも一部で繰り上げがあります。
(参考:阪急ホームページ https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/0015f1a66bbcab7d76b2eab4c826f6780b7e6f5d.pdf)
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