東京モノレール、昼間の区間快速廃止
浜松町と羽田空港とを結ぶ東京モノレールですが、新型コロナウイルスの影響で大幅に利用者が減っています。航空需要が落ち込んでいることもあり、2020年10月の利用者は2020年1月に比べて半分近く減っています。時間帯別に見ると平日下りの早朝を除いては、大体4~6割減っています。昼間も半分以上減っていて、空港アクセスとして使われている東京モノレールならではの特殊事情が伺えます。
その東京モノレールですが、3月13日にダイヤ改正を行います。全ての時間帯で大幅に利用者が減っているので、終電を繰り上げるだけでは足りません。どのような改正内容なのか見ていきましょう。
日中の10~16時台は、列車の本数を毎時15本から12本に減らします。現行ダイヤでは空港快速、区間快速、普通が毎時5本ずつ走りますが、これを空港快速、普通が10分間隔で走るダイヤにします(区間快速はありません)。ですから、駅によっては逆に増発になるところもあります。
朝の通勤時間帯は等間隔で走ります。浜松町を7:00から9:12までに発車する列車は全て普通となり、4分間隔で走ります。今は浜松町8時台は18本ありますが、15本に減ります。終電は上り最終の羽田空港第2ターミナル0:05発の空港快速、下り最終の浜松町0:01発区間快速が廃止されます。改正後の最終は上りが羽田空港第2ターミナル23:42発の普通、下りが浜松町23:45発の普通です。なお、現行ダイヤで終電となっている浜松町0:01発区間快速は国交省及び東京都からの要請を受けて1月20日から運休しています。
このように終日にわたって運転本数を見直すことで、運転本数は大幅に減ります。平日、休日ともに22%の削減です。
(参考:東京モノレールホームページ www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20210128.pdf)
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