音威子府駅の駅そば、店主が亡くなったため閉店
音威子府駅はかつて天北線が分岐していたこともあり、宗谷線の主要駅として知られています。
その音威子府駅で戦前から続いてきた駅そばの店は、常磐軒。以前はホームに店がありましたが、天北線が1989年に廃止されると、店は駅舎の中に入るようになりました。常磐軒は、そばの実の甘皮ごと挽いた黒っぽい音威子府そばを使い、鉄道ファンやそばファンに人気でした。音威子府駅は特急停車駅であるにもかかわらず1日の乗降客数は50人もいません。しかし、車で訪れる客もいて、多いときには1日200杯近く売れることもあったようです。
ところが、この常磐軒の駅そばをもう、食べることができません。3代目となる店主が7日に亡くなり、翌日の8日に店が閉店することになったのです。もともと新型コロナウイルスの影響で2020年2月から臨時休業していて、復活しないまま閉店することになってしまったのです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASP295JX8P29IIPE002.html)
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