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吉備線LRT化の協議中断

 岡山と総社とを結ぶJR西日本の吉備線をLRT化するというがあります。岡山市、総社市、JR西日本の3者で運行計画、駅の設置場所、運賃などの基本計画の策定協議を行ってきましたが、その協議を中断することにしました。

 その理由も新型コロナウイルス。新型コロナウイルスの影響でまず2020年3月から対面協議ができなくなりました。2020年11月には再び協議を再開したものの、1月にまた一部都府県で緊急事態宣言が出たため、話が前に進みませんでした。また、財政状況や業績が悪くなり、一時的には大幅な投資になる吉備線のLRT化の話をすることができなくなったのです。協議の再開時期は新型コロナウイルスの状況によっても変わりますが、とりあえずは2022年度予算の編成前となる、2021年末に話はします。

 ただ3者とも吉備線のLRT化自体は進めたいとしています。新型コロナウイルスがどうなるかにもよりますが、できるだけ早く協議を再開したい考えのようです。吉備線は需要がそれなりにあるので鉄道としては残る路線でしょうが、このまま1時間に1~2本しか走らない状況では、ジリ貧になってしまいます。特急や貨物列車が走るわけではないのですから、JRの路線網として維持しなければならないことはありません。道路建設の変形とみなして市のお金も入れて列車の本数を増やし、駅を増やすことによって使いやすい乗りものにすることが大切でしょう。岡山の中心部まで車で行かなくても済むような便利な鉄道にするのです。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB092450Z00C21A2000000/)

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