筑肥線は日中、筑前前原で乗り換え
JR九州は3月13日にダイヤ改正を行いますが、同じ日に筑肥線についてもダイヤ改正を行います。
現行のダイヤでは、昼間、姪浜-筑前前原間は1時間に4本、筑前前原-唐津間は1時間に2本運転しています。このうち毎時1本は(福岡空港-)姪浜-唐津間を通しで運転していましたが、このダイヤ改正で、昼間の列車は全て筑前前原で乗り換えとなります。全て筑前前原で乗り換えになるだけで、姪浜-筑前前原間は1時間に4本、筑前前原-唐津間は1時間に2本という本数自体は変わりません。筑前前原を境に需要の差が激しいので、筑前前原で乗り換えをさせて、需要に見合った長さの列車を走らせるのでしょうか? このほか、20時以降の便を減らします。
また、鹿児島線についてですが、昼間、小倉-久留米間などを走る快速が臨時列車化されます。今のところ、6月30日まで毎日運転しますが、7月以降の保証はありません。小倉-福間間はこの快速がないと各駅停車しかありませんし、かつては毎時3本あった特急も毎時1本に減っています。バスや新幹線に対抗する力を失い、「ここまで減ったのか」と驚くような状況です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/02/22/210222_chikuhisen_minaoshi.pdf、JTB時刻表 2021年3月号)
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Comments
鹿児島本線、そもそも需要が落ち込んでいるからではないでしょうか。筑肥線の区間列車、現行でも6両編成もあります。遅延対策の側面もありそうに感じます。また、こちらのほうが、以前からバスに劣勢でした。
Posted by: ハセガワダイジ | 2021.03.02 09:12 PM
ハセガワダイジさん、おはようございます。
* 鹿児島本線、そもそも需要が落ち込んでいるから
少し前までは高速バスや新幹線に対抗するために、特急も快速がたくさん走っていましたが、あまりにも減っているので驚いた次第です。
* また、こちらのほうが、
各駅停車中心でロングシートでは、唐津まで行く人が乗ってくれないのは当然でしょう。
Posted by: たべちゃん | 2021.03.03 05:59 AM