« 浦佐駅の「みどりの窓口」、今日で廃止 | Main | JR四国にも「チケットレス特急券」 »

由利高原鉄道、4月に通学定期半額の試行

 地方のローカル鉄道の大切なお客さんは高校生。通学定期は安いですが、一定の数が毎日使うので、それなりの収入になります。朝の決まった時間に多くの人が使うため、バスでは対応が難しいと説明して、鉄道の存続につなげることもできます。

 しかし、少子化や道路の整備(親が車で送迎する)などでその高校生が減っています。由利高原鉄道の場合、通学定期の購入者が過去5年間で6割も減っています。由利高原鉄道は通学定期の購入者が減った原因のひとつとして、通学定期が高いことを挙げています。羽後本荘-矢島間(23キロ)の1か月通学定期(高校生以上)は18230円しますが、JR(東日本の地方交通線)は7560円です(本来は由利高原鉄道ぐらいの値段のほうが妥当で、JRは山手線など首都圏の路線や新幹線などの利益をつぎ込んでしまっているので、1万円以上も安くなってしまっているのです)。

 ただ、アンケート調査の結果からは、通学定期が高いという不満があります。定期を安くすると利用すると答えた高校生保保護者は4割もいました。そこで由利高原鉄道は4月1日から1か月間の試行という扱いで、高校生等(大学生や各種学校生も含みます)の通学定期券を半額程度に割り引きます。羽後本荘-矢島間は9500円になります。これで利用者が増加すれば、5月以降も継続します。利用者が増えなかった場合は、由利高原鉄道の経営に悪影響を及ぼすことから、試行を打ち切ります。本来は、由利高原鉄道が自腹を切るのではなくて、沿線自治体の由利本荘市が負担すべき話ですが。

 なお、3月1日から3月31日までの間、事前申込を受け付けています。申込をした人全員にレトルトカレー1個と定期利用応援券1000円分のプレゼントがあります。
(参考:由利高原鉄道ホームページ www.obako5.com/info/通学定期券を半額程度に割り引きます%e3%80%80試行実施/、www.obako5.com/info/特別割引定期券%e3%80%803-1から事前申し込み開始します/、秋田魁新報ホームページ https://www.sakigake.jp/news/article/20200730AK0010/)

| |

« 浦佐駅の「みどりの窓口」、今日で廃止 | Main | JR四国にも「チケットレス特急券」 »

鉄道」カテゴリの記事

北海道・東北私鉄」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 浦佐駅の「みどりの窓口」、今日で廃止 | Main | JR四国にも「チケットレス特急券」 »