「春の関西1デイパス」は神戸電鉄も利用可能に
JR西日本の「春の1デイパス」は、京阪神エリアのJRに乗ることができるほか、沿線の私鉄などに乗ることができるチケットがセットになった切符です。通常は京阪、近鉄、南海からひとつ選ぶのですが、これに新たな鉄道会社が加わりました。神戸電鉄です。京阪、近鉄、南海、神戸電鉄からひとつを選択します。
「有馬温泉チケット」と名付けられたこのチケットは、神戸市営地下鉄三宮-谷上間の往復、神戸電鉄谷上-有馬温泉間の往復、有馬温泉周辺の一部施設の割引がセットになったもの(三宮-有馬温泉間は途中下車できません)。JR西日本の路線から離れた有馬温泉に行くことができるのです。
ただ、「有馬温泉チケット」の引換箇所は神戸市営地下鉄西神・山手線の三宮だけですので、三田から有馬温泉を目指すことはできません。三宮からの往復だけでなく、三宮から三田に抜けることができないのは残念なところです。次回以降に期待したいところです。
なお、「春の1デイパス」の発売期間は2月26日から5月30日まで、利用期間は3月1日から5月31日までです。利用日の1か月前から前日まで、「e5489」もしくは「春の1デイパス」の周遊区間内などの駅の「みどりの券売機」で発売します。「みどりの窓口」では発売しません。値段は大人3600円、子供1800円です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210219_03_kansai1daypass.pdf)
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