南海は5月に終電繰り上げ
各地の鉄道で終電を繰り上げる動きがたくさんありますが、南海も5月にダイヤ改正を行い、そこで終電を繰り上げます。
本線の最終は平日、休日ともに難波0:25発の普通住ノ江行きですが、この運転を取りやめます。平日、休日ともに最終は難波0:08発の急行泉佐野行きです。普通の最終は難波0:00発羽倉崎行きです。
高野線の最終は平日、休日ともに難波0:25発の各停堺東行きですが、この運転を取りやめます。平日、休日ともに最終は難波0:10発の区間急行三日市町行きです。各停の最終は難波0:00発千代田行きです。本線、高野線ともに(区間)急行が最終列車ということになります。
なぜ本線、高野線ともに最終の運転を取りやめるのでしょうか? 0時以降の利用状況が特に減っているのです。2021年1月と2020年1月(このときまでは新型コロナウイルスの影響はなく、利用者は緩やかながら増えていました)の利用状況を比べてみると、終日ベースでは72%に減っていますが、0時以降に限定すると28%にまで減っていたのです。そこで最終の運転を取りやめ、その浮いた時間で保守作業時間を拡大させるのです。
ところで、5月のダイヤ改正の内容はこれだけではありません。本線は5月にダイヤ改正を行います。羽衣付近が高架になるときに合わせてダイヤ改正を行うのでしょうか? 最終の繰り上げ以外のダイヤ改正内容は後日発表されます。
(参考:南海ホームページ www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/210311_1.pdf)
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