京阪バス、京都市内の一路線に電気バスを導入
京阪バスは京都駅から七条京阪前を経由して梅小路・ホテルエミオン京都まで行く「ステーションループバス」というものを走らせています。この系統には4台のバスが使われていますが、2021年中にこれを全て電気バス(ただし、中国製)にします。京阪バスによれば、複数台で運行する路線バス路線の全ての車両が電気バスになるのは、特殊な事例を除けば日本で初めての事例だそうです。
電気バスは、走行時の排出ガスがなく、従来のディーゼルエンジンのバスに比べて走行騒音を大幅に軽減し、災害時には非常用電源になるというメリットもあります。1台当たりのエネルギーコストもディーゼルエンジンバスの年間143万円から40万円に下がります(理論値での比較です)。
今後はほかの路線にも導入を進め、営業所単位で電気バスを全面導入することを目指すそうです。
(参考:京阪バスホームページ https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00863/link_wLDdu.pdf)
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