天竜浜名湖鉄道に純金製の切符
半年ほど前のことですが、備忘録として記事を書いておきます。
2020年は天竜浜名湖鉄道の前身の(国鉄)二俣線が全線開通してから80年という節目の年でした。これを記念して天竜浜名湖鉄道は、桐箱入りの純金製フリー切符を80枚限定で発売していました。締切は2020年11月6日で、物が物だけに注文があり次第、製作していました。
この純金製フリー切符とはどのようなものでしょうか? 券面に記載された本人のみが全線乗り放題となるフリー切符で、金が1グラム含まれています。値段は6か月有効のものが15万円、1年が30万円、2年が60万円、3年が80万円です。ちなみに、東半分の掛川-天竜二俣間の通勤6か月定期は139370円なので、3年使い続けるならば、この純金製のほうが割安とも言えます。もちろん、天竜浜名湖鉄道の乗車区間が長ければ、6か月定期の代わりに使ってもお得になるということもあります。
なお、この純金製フリー切符は有効期間が過ぎても回収されないので、金としての価値は残ります。
(参考:「鉄道ジャーナル」2020年12月号 鉄道ジャーナル社)
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