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北東北でも「Suica」

 首都圏などでよく使われているICカードの「Suica」ですが、東北地方では宮城、山形、福島を除いて、JRでは使えません。ところが2023年春以降、残る東北3県でも、県庁所在地付近の駅において、「Suica」が使えるようになります。

 使えるようになる駅は、青森エリア(10駅)が奥羽線弘前-青森間。盛岡エリア(17駅)が東北線北上-盛岡間、田沢湖線盛岡-雫石間、釜石線花巻-新花巻間。秋田エリア(17駅)が奥羽線和田-追分間、男鹿線追分-男鹿間、羽越線新屋-秋田間です。3つのエリアともエリア内で完結する利用に限り、使えます。「Suica定期券」もこのエリア内では利用できます。

 なお、今回使えるようになるエリアでは、新たな改札システムを導入する予定です。これまでは各自動改札機でそれぞれ運賃計算を行っていましたが、新たな改札システムにおいては、これまで自動改札機にあった機能をセンターサーバに集約し、サーバで運賃計算を行います。エリアをさらに拡大し、スマホなど多様なサービス提供ができるよう、クラウド化を進める方針です。

(追記)
 北東北での「Suica」の利用開始が2023年5月27日に決まりました。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210406_ho02.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2022/morioka/20221212_mr01.pdf)

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