2016年に廃止になった留萌線留萌-増毛間、JR北海道等が撤去費用を負担
留萌線留萌-増毛間は2016年12月に廃止になりましたが、廃線となった区間には線路等が残っています。この使わなくなった線路等はどうするのでしょうか?
廃止された線路や橋、駅舎、用地などはもともと運営していたJR北海道のものですが、一部が留萌市に無償譲渡されます(増毛町域にある線路等も一部は留萌市に無償譲渡されます)。2021年度中に無償譲渡する予定です。さらに、廃線跡に残っている線路等を処分しないとほかに使えないので、線路等を撤去しないといけません。それにかかる費用は約11.1億円ですが、これはJR北海道とJR貨物からもらいます。7億円あまりを負担するJR北海道は3月から3年かけて分割で留萌市に支払います。JR貨物は4億円あまりを一括して3月中に留萌市に払ったようです。これらのお金を留萌市は基金として積み立て、事業に活用する予定です。道の駅るもいに近いところにある鉄道橋の第10留萌川橋りょうを改修して観光資源にしたり、線路の跡地に上水道の送水管を敷設したりするようです。
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/521752)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR北海道」カテゴリの記事
- 白糠に道内で22年ぶりの踏切(2025.05.11)
- 青函トンネル以外の共用走行区間でも時速260キロ運転へ(2025.05.05)
- JR北海道、2025年度中に特急全車指定席へ(2025.04.30)
- 札幌-室蘭間高速バス、4月からほぼ半減(2025.03.31)
- 「ノロッコ号」、2026年度も運行(2025.04.15)
「JR貨物」カテゴリの記事
- 貨物列車で長さ150メートルの北海道新幹線用のレールを運ぶ(2025.04.29)
- EF81形300番台等、定期運用を終える(2025.03.18)
- 函館線を貨物専用にしても要員が約200人必要(2025.02.19)
- 2025年3月ダイヤ改正発表(7)(JR四国、JR貨物)(2024.12.18)
- 新金貨物線の旅客化はバスで対応?(2024.10.12)
Comments