WILLER、2キロ以内の短距離移動を何度でも利用できるサブスクリプション(定額課金)サービスを始める
鉄道など公共交通機関で行き来するときに不便なことは、駅との間の移動。駅まで行くとき、あるいは駅から目的地に行くときが問題なのです。駅のすぐそばにあるとは限らず、バスも便利とは限らず、タクシーだと高くつきます。
そこでWILLERは、「mobi」という新サービスを始めることにしました。専用のアプリで配車を依頼すると、10分以内に乗り合いタクシーやバスがやって来て、約2キロ以内の短距離移動なら何回でも一定額でできます。月額5000円程度で、5月ごろから東京都豊島区、渋谷区、京丹後市でサービスを始める予定です。地方でも参加者が200世帯あれば、乗り合いタクシー2台でサービスを行うことができるようです。
この「mobi」というサービスですが、実際に行うのは地元の鉄道会社、バス会社、タクシー会社で、ウイラーそのものはシステムの開発や運用、データ分析に専念します。地域の会社に実際の運営を任せるのは、地元の問題点は地元の会社がよく知っているからと考えているからです。
(追記)
12月6日から、名古屋市千種エリアでも「mobi」のサービスを始めました。おおよそ、千種駅、今池駅、吹上駅、鶴舞駅を結ぶエリアです。
(参考:日経ビジネスホームページ https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00258/031200003/?n_cid=nbpnb_mled_mre#、WILLERホームページ https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/nagoya/)
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