フランスで短距離国内線を禁止する法案
フランスでは、列車を使って2時間半未満で移動することができる区間の国内航空路線を禁止する法案が出されています。すでに下院を通過しており、今は上院で審議をしている段階です。
日本で言えば羽田-伊丹間や羽田-小松間の航空路線が廃止になる法案。なぜこのような法案をつくったのでしょうか? その理由は、二酸化炭素の排出量を減らすためです。欧州環境機関(EEA)のデータによれば、列車で乗客1人が1マイルを移動したときに排出される二酸化炭素は14グラムです。これに対して同じ条件で航空機なら285グラム、エンジンで動く車なら158グラムです。航空機や車の利用を減らし、鉄道をできるだけ使うことが環境にとって望ましいのです。
以前にも書きましたが、鉄道の得意とするところは大都市の通勤輸送と新幹線に代表されるような都市間の高速鉄道。整備新幹線クラスはもっと力を入れて整備しなければならないのです。そして航空機は外国など長距離を、車は短距離の分野を中心に担当してもらうのです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/774c1233b3078f469db7ef73439b4ae6de0cc01c)
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