東京メトロ、有楽町線や南北線の延伸を評価か?
東京には、地下鉄の建設計画がいくつかあります。このうち、都心部で計画されているのは、(1)有楽町線豊洲-住吉間(2)南北線白金高輪-品川間(3)つくばエクスプレスの臨海部延伸 です。これらの路線で建設、運行主体になると考えられているのが東京メトロですが、その東京メトロは営団地下鉄から民間会社になったときの経緯から、新規路線の建設、運行主体になることを拒否しています。建設にお金がかかるからです。東京メトロは、2027年度までに国や東京都が保有している株式を売却して完全民営化する計画ですが、それに悪影響を及ぼす危険性があります。しかし東京都としては、地下鉄の整備が必要だとしています。そこで国も巻き込んでの議論が行われています。
しかし、東京メトロとしては、(1)や(2)については、自ら建設は行わないという根本は崩していないものの、一定の評価をしています。整備がなされれば、東京メトロにとってもメリットがあるとしています。これに対して(3)については、東京メトロとしてのメリットはないとしています。
国交省も(1)や(2)について整備するだけの効果があるというように考えています。後は誰がつくるかですが、ほかの鉄道でも見られるように(参考にした記事では相模鉄道の相鉄・JR直通線を挙げています)、鉄道を建設する公的な法人をつくり、そこが建設を行い、実際の運行は東京メトロが行うなどの方法が浮かび上がってくる可能性もあります。
(参考:Yahoo!ニュース https://article.yahoo.co.jp/detail/630da6f99b0ef773c032be827076ab1b5e9645f3)
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