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北条鉄道、キハ40形購入

 車両を欲しがっていた北条鉄道。その北条鉄道が車両を手に入れることになりました。

 その新しく加わる車両はキハ40。1両をJR東日本から購入します。北条鉄道はこれまで3両で賄ってきましたが、2020年8月に法華口で交換ができるようになりました。法華口で交換するダイヤを組むと、最低でも2両が必要になります。もし混雑するほうを2両編成にすると、保有する3両をフルで使うことになり、定期点検時や故障時には車両が足らなくなります。さらに4月以降、北条鉄道の列車が混雑するようになりました。新車だと導入に数億円かかるため、北条鉄道は2020年秋から中古の車両を探していましたが、なかなかいい車両を探すことができませんでした。

 ところが、五能線などで走っていた車両を手に入れることができたのです。これで混雑を緩和し、国鉄型の車両ということで鉄道ファンを呼ぶことができます。北条鉄道は250万円で購入し、1300万円をかけて北条鉄道の仕様に合わせます。購入費用は筆頭株主の加西市が補助します。加西市は補正予算を組んで対応する予定です。

(追記)
 北条鉄道のキハ40は、白地に青という五能線時代の色のままで走ります。2022年3月運行開始予定です。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20210531-OYTNT50010/、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/202108/0014625464.shtml)

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