上信電鉄、上州一ノ宮-神農原間に新駅構想&上州新屋が観光施設の前に移転
上信電鉄について2つの新駅構想があります。
ひとつは上州一ノ宮-神農原間。この区間は2.3キロありますが、この駅間には住宅が多く、またこの区間には工業団地があり、駅ができれば従業員などが利用することも考えられます。地元住民から新駅の設置を求められたこともあり富岡市は、この区間について新駅を設置することを考えることにしました。民間事業者に測量などを委託し、駅の候補地を選ぶところから始めます。
もうひとつは既存の駅の移転の話。甘楽町にある上州新屋が2022年3月に移転します。駅の西側を走っている県道を拡幅するためで、今の駅舎とホームは取り壊されます。新しい駅舎とホームは線路を挟んだ北側に移り、タクシーや送迎用の車が使うことのできる駅前ロータリーもつくられます。駅が移転する2022年には上州新屋の近くには明太子をテーマにした「めんたいパーク」が駅から歩いて行くことができるところにできます。「めんたいパーク」を訪れる観光客へのアクセスにもなります。
上州新屋の移転費用は7800万円を見込んでいますが、群馬県と甘楽町が半分ずつ負担します。駅前ロータリーは群馬県の負担で行いますが、費用の額は未定です。
(追記)
上州新屋の新駅舎は2022年8月26日に供用を開始しました。古い駅舎は2022年10月に取り壊されます。
(参考:上毛新聞ホームページ https://this.kiji.is/756621110174171136?c=648454265403114593、https://this.kiji.is/766405730540699648?c=648454265403114593、https://nordot.app/935099445784674304?c=648454265403114593)
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