無人駅の後閑に学習室
上越線の後閑は2018年に無人駅になりましたが、かつて事務室として使われていたところをリニューアルして、学生向けの学習室としました。すでに4月20日から使用を始めています。
学習室の面積は約70平方メートル、20席が用意され、各机にはデスクライトや電源コンセントがついています。勉強に集中できるよう、机には仕切り板がついています。無料のWi-Fiも近いうちに整備する予定です。学習室の利用時間は平日が15時から20時半まで、土曜が13時から19時までで、日曜日と祝日はお休みです。学習室の利用は無料で、開いている時間なら、何時間いても構いません。鉄道の利用は条件とされておらず、送迎の待ち時間や路線バスの待ち時間でも利用することができます。また、学習室が開いている時間にはみなかみ町から委託された運営会社のスタッフが常駐しています。
リニューアルの費用は約2000万円、学習室を設けることを提案したみなかみ町が負担しました。みなかみ町は無人駅の事務室を学習室とすることによって、賑わいをもたらしてくれることを狙っているようです。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/takasaki/20210414_ta02.pdf、東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/98887)
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