北神急行、大幅値下げで乗客1割増加
北神急行が神戸市営地下鉄北神線となって1年が過ぎました。北神急行はどのようになったのでしょうか?
実はこの御時世にもかかわらず、乗客が1割も増えたのです。どこも新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用者は減っています。神戸市営地下鉄でも、ほかの線は2~3割も減っているのにです。
なぜ増えたのでしょうか? 沿線の人口が増えたわけではありません。沿線の人口はこれまで通り減少傾向にあります。やはり大きいのは、大幅な値下げ。北神急行時代は、高額の整備費を返さないといけないため、谷上-新神戸間は370円、地下鉄とまたがる谷上-三宮間は550円もしました。それが神戸市営地下鉄になることによって、谷上-新神戸、三宮間が280円に下がったのです。
さすがに利用者の少ない路線まで税金を投入するなどの方法で維持する必要はありません。バスなど需要に応じたレベルにすれば良いだけの話です。しかし、大都市近郊路線など、需要が多いにもかかわらず高額の整備費が災いして運賃が高くなるようなところでは、税金を投入して値下げするのも考えたほうが良いでしょう。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202106/0014377085.shtml)
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