JR西日本、芸備線の一部区間について沿線自治体に協議申し入れ
新見市と広島市とを結ぶ芸備線は、区間によって輸送密度が極端に変わります。広島に近い狩留家-広島間の輸送密度(2019年度、以下同じ)は7987人ですが、新見側の備中神代-東城間は81人、東城-備後落合間は11人、備後落合-備後庄原間は61人です。バスどころかジャンボタクシーでも十分なぐらいです。
この芸備線を運営しているJR西日本は、この一部区間について廃止を含めて今後のありかたについて沿線自治体に協議を申し入れていました。対象となる区間は新見市と庄原市にまたがる区間です。備中神代-備後西城もしくは備後庄原間でしょうか? 場合によっては廃止などの可能性もあるようです。
元々JR西日本は、利用者の少ないローカル線について、廃止を含めた検討を行うという考えでした。芸備線の話はこの考えによるものです。確かにこの輸送密度では、民間の会社に運営を押しつけることはできません。廃止されても文句は言えない状況です。
ところで、芸備線新見-備後落合間では一時増便を行っていましたが、その効果はどうだったのでしょうか?
(参考:中国新聞ホームページ https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=762227&comment_sub_id=0&category_id=256、山陽新聞digital https://www.sanyonews.jp/article/1138758、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASP686757P68PLFA00T.html)
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