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高知東部交通、むろと廃校水族館前バス停の移設を検討

 室戸市にあるむろと廃校水族館は、国道から奥に入った市道沿いにあります。国道には安芸や甲浦とを結ぶバスが走っていて、おおよそ2時間に1本の割合で走っていますが、バス停は貧弱です。歩道は甲浦方面にしかなく、安芸方面は路肩が狭く、バス停の標識すらありません。本数が少なく、バス停がわかりにくいことからタクシーを呼ぶ客も多いようで、水族館側はバス会社に対して改善を求めていました。

 そこでバス会社の高知東部交通は、バス停を水族館内の駐車場内に移すことを検討し始めました。6月2日には実際に約30人乗りのバスを使って実験をしています。一部段差を解消させる必要がありますが、5台分の駐車場を潰せば切り返すことなく転回させることができるようです。この水族館にはDMVも乗り入れますが(DMVについては別記事で書きます)、DMVの車両も実験で使ったバスと同じぐらいなので、問題はないようです。

 バス停の移設自体は国に申請すれば、3か月でできるもののようです。水族館内に新たにできるバス停には、魚のかたちをしたベンチを置くことも考えているようです。

(追記1)
 高知東部交通のバスは2022年6月1日からむろと廃校水族館のバス停を新設しましたが(従来のバス停もそのまま残します)、DMVは手続きが完了していないので、現状の国道沿いのままです。

(追記2)
 DMVも2022年7月2日からむろと廃校水族館のバス停を移動しました。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20210606-OYTNT50020/、高知新聞ホームページ https://www.kochinews.co.jp/article/detail/570152、阿佐海岸鉄道ホームページ https://asatetu.com/archives/851/)

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