さいたま市、2023年度までに地下鉄7号線延伸の事業化要請を行う
埼玉高速鉄道を浦和美園から岩槻まで延伸させる計画があります。1968年の国の審議会の答申をきっかけに生まれた計画ですが、巨額の事業費、採算性、費用対効果が問題となって先に進みませんでした。ところがこの埼玉高速鉄道の岩槻延伸、どうやら前に進みそうです。清水さいたま市長はさいたま市議会6月定例会の代表質問で、2023年度までに事業化要請を行うことを明言したのです。
事業化要請は延伸を行うために必要な手続きです。さいたま市は現在、事業化の前提となる計画の素案をつくり、中間にできる駅についての街づくりについて関係機関と協議するための計画案を作成しています。鉄道事業者の埼玉高速鉄道には2023年度までに事業化要請を行い、埼玉高速鉄道はそれを受けてから国への申請手続きを行い、事業に着手することになります。清水さいたま市長の任期内(5月に4選したばかりですので、あと4年弱あります)に国への申請手続きができるようにするのです。
(参考:東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/110641、埼玉新聞ホームページ https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/06/15/06_.html)
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