静岡県知事4選でリニアは遠のくか?
20日に投開票が行われた静岡県知事選において、現職の川勝氏が自民党の新人を破って4選を果たしました。
リニアは2027年の開業を目指して、品川-名古屋間を建設しています。しかし、静岡県部分については大井川の水が減ることを理由に川勝静岡県知事は着工を認めていません。そして、その川勝氏が静岡県知事選で勝ったため、着工はさらに難しくなりました。完全に話がこじれてしまったのです。川勝氏が知事である限りリニアは着工できないです。静岡県を避けてルートを決めれば着工できるでしょうが、開業が10年遅れます。
なかなか難しい話になりました。JR東海は東海道新幹線で大儲けしているので、お金を使う先がないとファンドなどの餌食にされてしまいます。そこでリニアをつくる話が出たのでしょうが、JR全体で考えると、お金を投じたいものはたくさんあります。リニアが難しいのならば、東京と大阪を結ぶ北陸新幹線はさらに重要になるでしょうが(金沢止まりや敦賀止まりの新幹線では中途半端です)、JR東海のお金を吸い上げることはできません。JR北海道やJR四国の幹線の維持や強化にお金を使うこともできません。高速道路に対抗して幹線のブラッシュアップを図ることもできません。分割民営化自体は良かったでしょうが、JR各社の利益を調整するJRホールディングスのような統括会社が必要だったのでしょう。そこは分割民営化の失敗とも言えます。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASP6N6QKCP6HUTPB00Y.html)
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