オリンピックで東北新幹線夜行運転
ようやくオリンピック開催期間中の終電の延長が決まりました。JR東日本では、7月23日から8月8日までの開催期間中、首都圏の21路線で終電の延長を行います。路線によって状況は異なりますが、2時台まで走るところもあります。なお、東海道線の最終は品川1:29発ですが、大船までは横須賀線の線路を通るという変わったルートで走ります(川崎には停まりません)。首都圏の私鉄でも終電を延長するところがあります。
東北新幹線は深夜の臨時便もあります。7月21、24、27、28日(競技開始日が基準)に走る「やまびこ422号」は仙台0:45発、東京4:20着。東京に着くころには明け方になっています。最速の「はやぶさ」で1時間半ほどの東京-仙台間ですが、この「やまびこ422号」は倍以上の3時間半ほどをかけて着くのです。深夜なので騒音軽減のためにスピードを落として走るのでしょうか? なお、この「やまびこ422号」など仙台発の東北新幹線の臨時列車は普通車自由席のみとなり、「グランクラス」やグリーン車の設定はありません。
また、そもそも、感染状況が悪化している中、観客を入れて行うべきかという話があります。
(追記1)
新型コロナウイルスの感染者が再び増えているため、東京都など1都3県で行われる分は無観客となりました。そこでJR東日本は首都圏21線区で計画していた終電の延長を取りやめることにしました。
(追記2)
東北新幹線の深夜の臨時便も運転を取りやめることになりました。この取りやめの理由に、大会組織委員会は鉄道ファンが乗るために訪れることが予想されることを挙げています。めったにない機会ですから、鉄道ファンが乗りたくなるのはある意味仕方がないのかもしれません。夜行の新幹線を走らせようとした大会組織委員会側が間違っていたのです。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210630_ho04.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210709_ho01.pdf、https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210713_ho01.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2021/06/30/347223.html、河北新報ホームページ https://kahoku.news/articles/20210716khn000057.html)
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