長良川鉄道に乗ってきました
16日のことですが、長良川鉄道に乗ってきました。
朝は犬山城に行ってきたので、美濃太田に着いたのは11時半近く。長良川鉄道ホームにある切符売り場で、一日乗車券を買う。長良川鉄道開業35周年記念のデザインだった。
美濃太田11:34発の北濃行きは1両のみのワンマンカー。セミクロスのディーゼルカーだが、トイレはない。北濃まで2時間かかるので(しかも途中駅での停車時間は短く、トイレに行く余裕はない)、事前にトイレに行っておいたほうが良いだろう。
長良川鉄道は全線72キロの鉄道だが、第三セクター転換時以降に駅が増設されたため、駅は結構多い。両端を入れると38もあり、平均すると2キロに1駅の割合である。美濃太田側だけでなく、北濃のほうでも駅の間隔が狭いところがある。さて、美濃太田を出た時点ではそれなりに乗っていた長良川鉄道だが、関や美濃市あたりで降りる人が多く、残っている人も郡上八幡や美濃白鳥で降り、北濃まで乗ったのは私一人のみ。
折り返しの列車は北濃14:06発。駅に併設されている食堂も閉店していて、静まりかえっている。30分ほどの時間があるが、することはないので、車内に戻る。折り返し列車が北濃を出ても、乗客は私一人。国道156号線に沿ってバスも走っているので、少なくとも美濃白鳥以北の鉄道の必要性はなさそうだ。
ただこの帰りの便は、高校生の通学輸送もある。そう多くはないが美濃白鳥や郡上八幡で高校生が乗ってくる。彼らは徐々に降りていき、大矢のあたりで誰もいなくなった。美濃市方面から郡上の高校に通う生徒はいないようだ。ちなみに、この北濃14:06発の便、「ゆら~り眺めて清流列車2号」という名前で走っていて、郡上八幡から湯の洞温泉口までは眺めの良いところで徐行することになっているが、あまりスピードが落ちているとは感じられなかった。そもそも乗っているのは生徒が主体で、眺めが良いからと言って徐行しても意味がない。
状況が変わったのは高校が目の前にある梅山。長良川沿いの谷間を抜け、濃尾平野に入っている。ここで高校生がたくさん乗ってきたのだ。その後も関下有知などで高校生が乗ってくる。高校生以外の乗客も見られ、美濃市あたりからは鉄道が日常の足として利用されている様子がよくわかる。本数を増やして使いやすいダイヤにしたほうがいい。現状では1時間半以上運転間隔が開いているところもあり、残念なところだ。
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