「大樹」を新藤原発として運転
東武のSLは、下今市-鬼怒川温泉間及び下今市-東武日光間(「ふたら」)を走っています。その東武のSLですが、7月20日に限り、新藤原発として運転されることになりました。 新藤原発となるのは、7月20日新藤原12:34発のSL「大樹4号」。SLとは言いながら実際にはDLが先頭になって走ります。下今市到着は13:29ですが、通常だと停車する鬼怒川温泉や東武ワールドスクウェアでは、扉が開きません。
また、座席指定券の発売方法も独特です。インターネットや駅窓口での発売はなく、新藤原駅改札付近の特設ブースのみで発売します。乗車当日の10:30から12:30までです。発売席数は192席、座席指定料金は通常と同じ大人760円、子供380円ですが、客が座席を指定することはできません。座席指定券を買う客に順番に渡していくだけでしょう。
ところで、どうやってSL「大樹」を新藤原まで持って行くのでしょう? 行きはオリンピック観戦ツアーの一部として使われるのです。7月21日に福島県あづま球場でソフトボールが行われます。浅草から乗り継いで福島に行くのです。1日かけてSLに乗り、会津鶴ヶ城を見、ようやく会津若松までたどり着くのです。
(追記)
7月20日の新藤原発のSL「大樹4号」の運行及び東京から東武経由で福島に行くツアーの催行が中止されました。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20210701093800b19bmYfL4Vg9nCzM-GBhQA.pdf、https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20210709153235VwHp9wwudSq0-SWvuxXRcw.pdf)
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