JR東日本、秋田県との間に秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画の推進に関する覚書を締結
秋田新幹線の盛岡-秋田間は、在来線を改軌してつくった区間です。レールの幅は1435ミリですが、単にレールの幅を広げただけなので、場所によっては厳しいところもあります。
岩手と秋田の県境は、その厳しいところです。ここを解消するため、JR東日本は、秋田県との間に新仙岩トンネル整備計画の推進に関する覚書を締結しました。
この覚書はどういうものでしょうか? 岩手、秋田両県の県境にある赤渕-田沢湖間に約15キロの長さのトンネルを掘ります。途中にはすれ違いができる信号所を設けます。工期は着工から約11年、事業費は約700億円を見込んでいます。このうちJR東日本が6割を負担し、残りの4割は国や地方自治体で負担します。トンネル内は時速160キロ走行ができるため、所要時間は約7分短縮すると見込まれ、社会的損失の回避・低減、運休・遅延による損失回避、安定運行による鉄道の信頼性向上が見込まれます。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210726_ho01.pdf、秋田魁新報ホームページ https://www.sakigake.jp/news/article/20210727AK0002/、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/shinsengan/)
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