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岐阜バスに郊外同士を結ぶ路線

 路線バスは中心部と郊外とを結ぶものが多く、郊外同士を結ぶものはあまりありません。岐阜バスの場合、コミュニティバスの類を除けば、約9割が岐阜駅、名鉄岐阜駅に乗り入れています。ところがその岐阜バスは10月1日から、郊外同士を結ぶバス路線を2路線走らせます。

 その2つの路線とは、名鉄の笠松駅とJRの西岐阜駅とを結ぶ笠松県庁線(仮称)と、山県市の山県バスターミナルと本巣市のモレラ岐阜とを結ぶ山県モレラ線(仮称)です。笠松県庁線は約7.5キロで、所要時間は約30分です。平日のみ1日13往復を走らせます。沿線には岐阜工業高校や岐阜聖徳学園大学、県庁などがあり、学生などの利用を見込んでいます。山県モレラ線は約18キロで、岐阜市の長良北町や岐大口バス停を経由します。こちらは休日のみ1日5往復します。モレラ岐阜はショッピングセンターとして有名ですが、山県バスターミナルも隣にはJAぎふの販売施設が開業していて、買い物客の利用を狙っています。
(参考:岐阜新聞ホームページ https://www.gifu-np.co.jp/news/20210706/20210706-84736.html)

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