自治体管理駅の歌内、1年で廃止
宗谷線の駅を中心に、維持管理費などを自治体が全て負担する、自治体管理駅というものがあります。中川町にある歌内もそのひとつ。年間100万円をかけて中川町が維持します。しかしその歌内、自治体管理駅になってたったの1年、2022年春のダイヤ改正に合わせて廃止されます。
自治体管理駅が廃止になるのはこれが初めてですが、なぜでしょうか? それは、歌内を利用する人について、隣の天塩中川まで中川町が助成してタクシーで送迎できる目途が立ったためです。天塩中川まで約3000円のタクシー代の大半を町が負担したとしても、駅の維持費用に比べると安いのです。元々自治体管理駅にしたのは一時的なつなぎだったのでしょうか?
なお、佐久も中川町が管理する駅なのですが、こちらは2022年度も存続します。ただ、こちらも永久に存続するわけではなく、今後の利用状況、宗谷本線活性化推進協議会の議論、そして地域との協議によって決まっていくようです。
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/582983、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2021/08/30/349013.html、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/utanai/)
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