名古屋-松本間のバス、飯田や高山経由を推奨?
豪雨災害により中央線の一部区間が不通となっています。8月23日から、不通区間のうち、上松-奈良井間で運転を再開し、南木曽-上松間、奈良井-塩尻間で代行バスを走らせます。特急はなく、何回か乗り換えがありますが、名古屋-松本間をJRで移動することができます。
とは言っても、旅慣れた人でない限り、そのように乗り継いで移動することはできません。公共交通機関を使う場合、残るは高速バスしかありません。新型コロナウイルスの影響で名古屋-松本間のバスは6往復に減っていますが、その高速バスの切符を求める客が増えているようです。
名鉄バス等は座席の確保に努めているとのことですが(増便の話は聞かないので、2台目以降を出しているのでしょうか?)、満席で乗車できないこともあります。そこで名鉄バス等は、途中で乗り継ぐルートも案内しています。
乗り継ぎのルートは2つあります。ひとつは、名鉄バスセンターで名古屋-飯田間のバスに乗り、中央道飯田インターに近い伊賀良で飯田-長野間の「みすずハイウェイバス」に乗るパターン。「みすずハイウェイバス」は長野へのバスなので、松本バスターミナルまでは行きません。長野道松本で降ります。もうひとつは、名鉄バスセンターから名古屋-高山間のバスに乗り、高山濃飛バスセンターにて高山-松本間のバスに乗り、松本バスターミナルまで行きます。
ただ注意しないといけないことがあります。まず乗り継ぎ割引等の設定はなく、2本のバスの運賃を単純に合算したものを払わないといけません。また、1本目のバスが遅れた場合、2本目は待ってはくれません。時間になると発車しますので、乗り継ぎはできないことになります。
(追記)
中央線は9月3日から運転を再開することになりました。「しなの」も通常通り走ります。
(参考:名鉄バスホームページ www.meitetsu-bus.co.jp/info/detail/172、JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/notice/detail/info_00071.html、https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041327.pdf)
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