堺と堺東を結ぶバス、電気バスに?
堺と堺東の間は、南海バスが「堺シャトル」という名前のシャトルバスを走らせています。専用の車両が使われています。その「堺シャトル」ですが、堺市は電動化などに対応した次世代都市交通(ART)に置き換える計画です。2025年の運行開始を目指しているそのART、どのようなものでしょうか?
ARTは、見た目バスです。軌道はなく、今まで通り大小路を走り続けます。ただ違うことは、バスが電動化され、自動制御などの最新技術を取り入れることです。自動運転も考えています。運営は民間が行う方針ですが、新車両の購入費は国や堺市が補助します。運賃は現行の220円に抑える方針です。
そもそも、堺と堺東とを結ぶ交通をアップグレードしたかったら、阪堺線に接続するかたちのLRTを導入すれば良いだけです。それを捨てた以上、迷走するのは当たり前のことです。
また、堺の中心部と美原とを結ぶBRTの実証実験を2022年度に行います。美原区は合併により堺市に加わったところで、区内には鉄道がありません。ですからこのBRTで堺の中心部との結びつきを強化しようとしています。既存の道路に専用レーンをつくるなどのかたちで実証実験を行います。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASP8B75Q7P8BPPTB00B.html)
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