道内の貨客混載、バスは苦戦
列車、バス、タクシーの空きスペースを使って荷物を運ぶ貨客混載。北海道でも貨客混載を行っているところはたくさんあります。内訳は鉄道が北海道新幹線を含んで3区間(いずれもJR北海道)、バスが11社17区間(11社には自治体が運営しているものも含みます)、タクシーが5社5地域です(飲食の宅配を除きます)。ところが、その全25区間、地域のうち、半分を超える13区間が実質的に休止状態です。すべてバスです。バスで今も貨客混載を行っているのは、十勝バス、北海道北見バス、士別軌道、ふらのバスの4社4区間のみです。
なぜバスだけが苦戦しているのでしょうか? 先ほども述べたとおり、バスで休止しているのは13区間ありますが、占冠村営バス以外は運ぶ荷物がなく、宅配便会社からの委託がなくなったのです(ちなみに占冠村営バスは新型コロナウイルスの巣ごもり需要で荷物が増えすぎたのが休止の原因だそうです)。残っている4区間もあまりよくありません。荷物の多い路線はそれだけ客も多く、客席をつぶしてまで荷物を運ぶ必要はありません。バス会社に荷物を委託しているヤマト運輸は、運行ダイヤや荷物量を考えながら、適切なものになるよう、改善を図る方針です。
逆にタクシーが好調な理由は、運行経路やダイヤの制約がないこと。待ち時間を有効活用し、1日10~50個の荷物を運びます。経営の助けになっているタクシー会社もあるようです。JR北海道も具体的な数字は挙げていませんが、好調なようです。
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/578091)
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