八戸-久慈間に高速バス実証運行
岩手県北自動車は、8月7日から10月24日までの間、3月に開通した八戸久慈自動車道を経由して、八戸駅-八戸中心街-久慈駅間に高速バスを走らせています。
高速バスは1日4往復。驚きなのはその所要時間。八戸中心街-久慈駅間を最速58分、八戸駅-久慈駅間を最速1時間15分で走ります。鉄道だと1時間40分程度かかる(遅いものだと2時間以上かかります)ので、高速バスのほうが圧倒的に速いです。運賃も1350円なので鉄道とほぼ変わりません。往復だと2200円になりますので、運賃の面でもお得です。
また、この高速バス、久慈からのアクセスも期間限定で用意されています。高速バスと同じ8月7日から10月24日までの間、水族館のもぐらんぴあ、久慈琥珀博物館に向けて走っているのが、「久慈観光循環バス」。バスを利用すれば、もぐらんぴあや久慈琥珀博物館の入館料が割引になります。また、NHKの「あまちゃん」の舞台となった小袖海岸には、8月7日から10月24日の間、平日1便が追加されます。このほか、設定日は少ないですが、往復の高速バスとこれらの観光施設をセットにした日帰りモニターツアーもあります。アンケートに答える必要はありますが、たったの1000円です。
そもそも、この高速バスは、久慈市が観光庁の補助金を使って走らせているものです。八戸の人に車を使わないで久慈に観光に来てもらおうという試みです。
(参考:岩手県北自動車ホームページ https://www.michinoritravel-tohoku.jp/8958/、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/bd1e5742510340f4f34d36dc29f136f95ff2bc5c)
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