東武の客車に12系
東武がSL「大樹」等で使っている客車は14系です。ところが、11月4日から、12系も加わることになりました。
12系はJR四国から来たものです。SLが活躍していた昭和30年代の客車をイメージして大幅にリニューアルします。窓は開き、車両の一部には開放型展望デッキを設置します。SLの煙や風を感じることができます。座席はボックスシートで、グループやファミリーで使いやすいものとなっています。大きなテーブルも設置します。やはりSLに牽引される客車なら、リクライニングシートよりボックスシートのほうが似合います。
今回導入されるのは2両。11月4日にデビューするオハテ12-1はぶどう色に、11月13日にデビューするオハテ12-2は青色に塗られます。どちらも座席数は64席です。展望車は3両ある客車の中間に入ります。「ドリームカー」もあるので、日によって車両の組み合わせが変わるということになります。座席指定料金はSLの場合も、DLの場合も、従来と変わりありません。展望車には車両下部に車外向けのスピーカーが設置されます。メロディーを鳴らすこともできます。メロディーは栃木県出身のエレクトーン奏者、倉沢大樹氏が作曲した曲です。
なお、11月のデビューに先立ち、10月17日と30日には、東武トップツアーズの旅行商品として、「DL『大樹』展望車お披露目ツアー」が開催されます。これに参加すれば、一足先に乗車することができます。9月24日からの東武鉄道公式ファンクラブ会員向けの先行募集に続いて、9月28日からは一般募集も開始しています。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210924164858G9ezLD6NypWgXQh45oCVVg.pdf)
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