東北・上越新幹線の小荷物輸送は9月30日まで
昨日の記事でも書いたとおり、鉄道で荷物を運ぶ動きが広がっていますが、元々新幹線では荷物を運んでいました。「新幹線レールゴー・サービス」です。新幹線の乗務員室を使って書類などの荷物を運ぶもので、1981年8月に東海道新幹線で始まりました。山陽新幹線は1982年から、東北・上越新幹線では1985年3月から始まっています。鉄道の荷物輸送が一部を除いて1986年11月で廃止されてからも、「新幹線レールゴー・サービス」は「ブルートレイン」での荷物輸送とともに残り続けましたが、東海道・山陽新幹線は2006年3月に廃止され、東北・上越新幹線のみが残っていました。
ところがその東北・上越新幹線での荷物輸送ですが、9月30日に廃止されます。「新幹線レールゴー・サービス」に集配サービスのついた「ひかり直行便」も廃止されます。
ただ全国で鉄道で荷物を運ぶ動きが広がっている以上、このまま引き下がることはできません。JR東日本も新幹線を利用した新たな荷物輸送サービスを始めます。詳細は9月中に発表されます。
(追記)
JR東日本の新幹線を活用した新しい荷物輸送サービスは、10月1日から東京-仙台間及び東京-新潟間で行います。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2021/08/23/348813.html、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210928_ho03.pdf)
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